ホーム » 防災 » 運転中に大地震が起きた時の行動5選&ママ視点で準備したい車の防災グッズ

広告 防災

運転中に大地震が起きた時の行動5選&ママ視点で準備したい車の防災グッズ

りんごママ

※当ブログは広告を掲載しています

ママ
車を運転中に大地震が起きたら、まず何をしたらいい?
ママ
防災グッズは自宅に準備したけど、車に積む用は本当に必要?

 

台風や豪雨、地震などの自然災害が頻発する昨今、もしも車を運転中に災害が起こらないとは限りません。さらには、それは子どもも一緒に車に乗っているタイミングかもしれません。

今回は車に乗っている際に大地震が起こった場合にとるべき行動と、ママ目線で車に用意しておきたい防災グッズについてまとめました。

 

この記事を読むと以下のことがわかります。

この記事でわかること

・車の運転中に大地震が起こったときの対応方法

・車に積んでおきたいママ目線の防災グッズ

・車載用防災グッズを準備する際の危険な点や注意点

 

運転中に地震が起きたらとるべき行動5点

 

①減速して道路の左側に停止

・揺れていると、凸凹道を走るときのように、ハンドルをとられる危険があります。しっかりとハンドルを握りましょう

・ですが、車に乗っていると揺れに気付きにくく、震度3ぐらいの揺れでは気が付かない可能性があります。

・少しでも風による揺れなどとは違うと感じたり、周囲の電線や看板が揺れているのを見た場合は地震の可能性があります。

・地震かもと思ったら、ゆっくりと減速しながらハザードランプを点滅させ、後ろや周囲の車にぶつからないように注意し、道路の左側の路側帯などの安全な場所に停車しましょう。ハザードランプをつけることで、後続車や周囲の車にも注意を促します。

・急ハンドル、急ブレーキを避けるなど、できるだけ安全な方法により道路の左側に停止させます

 

 

②揺れがおさまるまで車内で待機

 

・まずは揺れがおさまるまで車外に出ず、そのまま車内で待機します。

・車を停止させたあと、周囲を確認せずに慌てて車外に飛び出すと、後続車との接触や地震での落下物などがあり危険です。

・揺れを感じて地震を疑い、すぐに避難しようと車外に出たくなるかもしれません。しかし揺れている最中に慌てて車外に飛び出すと、ほかの人もパニック状態になり混乱を招き危険です。揺れている最中は外よりも車内の方が安全です。

 

 

③地震情報・交通情報を確認する

 

・停止後は、車のラジオやテレビ、スマートフォンなどをつけてニュースや地震情報、道路交通情報を聞いて情報を収集します。

・震度や規模、周囲の状況に応じて待機するか、外に避難するかを判断してください。

 

 

④もしも継続して運転するときは・・・

 

引き続き車を運転するときは、道路の損壊、信号機の作動停止、道路上の障害物などに十分注意しましょう

・ただし、例えば東京23区では、警察庁より「首都直下地震発生時等の車両使用自粛のお願い」として人命救助、消火活動等の災害応急対策を円滑に実施するため、必要に応じて、首都高速道路や一般道の交通規制のお願いが出ています。

災害時、むやみに自宅に帰ろうとせず、安全を確保したうえでその場にとどまることで、”道路の負担”を減らすことができます。緊急車両を通れる状態につながります。命を助け、火災を消し、みんなの命を救うことになります。

 

 

⑤車を置いて避難するときは

・車を置いて避難するときは、できるだけ道路外の場所に移動しておきます

やむを得ず道路上に置いて避難するときは、道路の左側に寄せて駐車します。エンジンを止め、エンジンキーは付けたままとするか運転席などの車内の分かりやすい場所に置いておきます。窓を閉め、ドアはロックしないでおきます。

・駐車するときは、避難する人の通行や災害応急対策の実施の妨げとなるような場所には駐車しないこと。‎

やむを得ず道路上にクルマを置いて避難するときは、人や緊急車両の通行の邪魔にならないようにします

・車の鍵は、スピードメーター周辺などの見つけやすい場所に置いておくほか、所有者確認を行うために車内に連絡先を書いた紙を置いておきましょう。

貴重品や車検証は忘れずに持って避難しましょう。

 

参考:

警視庁HP「大地震が発生したときに運転者がとるべき措置」 

東京海上日動「走行中に大地震に遭遇したとき、適切な退避行動をとれますか?」

JAF「クルマを運転中、大きな地震の発生や緊急地震速報があったらどうすべき?」

NHKあしたをまもるナビ「車を運転中に大地震が起きたら?」

 

 

 

ママ目線の車載用防災グッズ

 

1.保存水
2.非常食
3.携帯トイレ&ポケットティッシュ
4.アルミ温熱シート
5.ホイッスル(防災用がオススメ)
6.脱出ハンマー
7.懐中電灯
8.軍手
9.カイロ
10.ビニール袋
11.不織布マスク
12.除菌シート
13.紙おむつ&おしりふき
14.抱っこ紐
15.おもちゃ、おりがみ、トランプなど

 

 

①車に防災グッズを備える理由

なぜわざわざ車に防災グッズを積んでおくのか。

災害が起きると、あらゆる理由で道路が通れなくなることがあります。大地震などの際は、がけ崩れや家屋等の倒壊により道がふさがったり、地盤沈下やひび割れなどで道路が崩壊してしまうことも。大雪の場合は、スリップ等で事故する車が現れたり、吹雪で視界が悪く停車する車が続き、結果何千もの車が立往生してしまうこともあります。

 

また、災害時は救急車や消防車などの緊急車両が優先され、一般車両の規制が実施されることが多くあります。普段はスムーズに走れる道路は渋滞に陥ってしまったり、混んでいる道を回避しようとして裏道を選んだとしても、多くの方が同じ考えで結局は車が動かない事態になりかねません。

 

その他にも、災害時は電気なども止まってしまうことがあるので、信号などが作動せず渋滞の可能性もあるかもしれません。

 

もしもこのような場面に遭遇したら、数時間、長くて数日間車で過ごすことになる可能性も。そのためにも、日頃から車に防災グッズを積んでおくことをおすすめします。さらに、この際に子どもも一緒だったら…大人だけだったらなんとかなることも、子どもが一緒となると大変なことがたくさんあります。

 

②車に常備したい防災グッズ15選

(1)保存水

・可能であれば、車内が高温になる季節にも耐えられる「車載可能」な長期保存なものを選ぶと◎

(つまり「対温度域」が広い(例)「-20度~50度」などと表示されている)

・すぐに手に入らない場合は、まずは長期保存ができる水や非常食から

・2リットルペットボトルよりも、500ミリを3~4本入れる方が衛生的です。数人乗車していても一人1本ずつ分け合うことができます。また、もしも車から歩いて避難することになった場合も運び出しやすいです。

・紙コップなども準備しておくと、子どもと一緒に被災したときに飲ませやすいです

 

「the next dekade 」耐温度域が-20℃〜80℃までの長期保存水!

 

 

(2)非常食

・保存水とおなじように、夏場は車内が高温になるため耐えられる「車載可能」で長期保存可能なものを選びましょう。

・子ども用のお菓子は普段食べなれているものが良いです。車にずっと積むより、ママリュックに入れているものがベスト。

 

耐温度域が−20℃〜80℃!「the next dekade」 の長期保存クッキー


 

(3)携帯トイレ&ポケットティッシュ

 

災害用トイレの種類はどれがいい?選び方と解説!おすすめのトイレと防災備蓄

続きを見る

災害用トイレの種類はどれがいい?選び方と解説!おすすめのトイレと防災備蓄

 

・受け口がついているタイプがおすすめです。ただし、小便のみ対応のため、不安な人は便器のかわりになる厚紙がついている携帯トイレも追加しましょう。

・1人あたり1日約7回、2日分で約15回分前後あると安心。

 

 

・子どもでオムツをしている場合は、オムツとお尻ふきも。オムツは卒業していても、携帯トイレでするのが難しい年齢の子どものために、大きめのオムツを積むか、折りたたみ式の車内でできるトイレも揃えましょう。


 

・トイレットペーパーやティッシュ、手を清潔に保つための除菌ティッシュやアルコールスプレー、排尿後のゴミを入れておくビニール袋(防臭タイプがおすすめ)も一緒に積みましょう。


 

 

 

(4)アルミシート

・災害時に車で待機する時、エンジンを切りエアコンの使用ができない場合も

・常にブランケット等を車に積んでいる人も、あわせてアルミシートも積むと安心


 

 

(5)ホイッスル

・車内で下敷きになったり閉じ込められた場合に、助けを呼ぶためのホイッスル

・中に玉が入っている普通の笛ではなく、防災用がオススメ

・「ホイッスル 防災」で検索すると出てきます

・すぐに手に入らなければ、まずは普通の笛から準備を


 

 

 

(6)脱出ハンマー

・シートベルトのレバーが故障した場合、シートベルトを切断する

・ドアが開かなくなった場合、サイドのガラスを割る

・取り出しやすい場所に設置する


 

(7)懐中電灯

・乾電池は車内に置いたままにすると、車内が高温になるととても危険

・乾電池を使わないタイプのライトがおすすめ


 

 

(8)軍手

・作業用に手を守るために準備しておく

・大雪の際は、普通の軍手では濡れると乾きづらく冷えの原因に。大雪の影響がある地域は、雪用の手袋や、防水加工の軍手(手袋)が良い

・寒さ防止にもなるので、子ども用軍手も準備しましょう

 

 

(9)カイロ

・冷え対策に貼るタイプ、貼らないタイプ、足元等お好みで。

 

(10)ビニール袋

・小さいビニール袋…ゴミ入れやなにかと

・防臭ビニール袋…車内で出たオムツや排泄物の臭い対策に

・45~90リットルのゴミ袋…濡れた服なども入れられる

 

(11)不織布マスク

災害後は、粉塵が舞ったり噴火災害の場合は火山灰も発生する可能性が

 

(12)除菌シート

・手を拭いたり衛生的に

・車内でトイレをしたときもきちんと手をふきましょう

 

(13)紙おむつ&おしりふき

・小さな子どもや赤ちゃんがいる場合は必須アイテム

・オムツが取れている年齢の場合でも、簡易トイレで排泄できない場合があるので、念のため積んでおくと安心

 

(14)抱っこ紐

・いざ車を置いて、荷物と子どもを背負って遠くへ逃げることになった場合のために

・普段から抱っこ紐は1つ車に置いておくと、日常使いができます。フリマやメルカリでサブ抱っこ紐をゲットしても◎

 

(15)おもちゃ、おりがみ

・子どもの暇つぶしに

 

【あったら便利】

・紙コップ

・レインコート

・バスタオル

 

 

③おすすめ!まとめて買う車載用防災セット

車載用防災セット カーセーバー「CAR SAVER」LA・PITA



・耐温度域が広い非常食と保存水が入っている

・脱出ハンマーや乾電池を使わないライトなど、車載することに配慮されたセット

 

中身はこちら!

リュック

・撥水加工で大雨や降雪時もありがたい

・三角反射板付き

・車載時は「ボックス」として使え、肩ひもを出すと「リュック」になります

保存水

・500ml保存水(7年保存、耐温度域-20度~80度)2本入り

・硬度ゼロ、99.9%不純物除去

非常食

・7年保存クッキー(耐温度域-20度~80度)3本入りが1つ

・ホワイトチョコ入りココナッツ味

身を守る

・アイテム緊急脱出用ハンマー

・簡易ライト ルミカライト(10~12時間持続・1回使い切り)

・蓄光ホイッスル

・救急セット

・軍手

・レインコート

防寒対策

・アルミブランケット1つ

・圧縮あったかブランケット(100×140cm)1つ

衛生用品

・簡易トイレ3枚入×1(1枚につき2~3回使える)

・マスク×1

・からだ拭きシート70枚入×1

 

りんご
セットになってるリュックを購入して、子ども用のオムツやおもちゃ、ブランケットや防臭袋など、「わが家用に」追加・削除したいものをカスタマイズしよう!

 

 

 

 

子どもを乗せて運転中に災害発生!起こりえること

もしも長時間車内で立往生になった場合…

基本的考えとして、天気予報で台風や大雨、大雪といった予測性災害が起こりそうなことは、数日前からある程度予想できます。こういった警報が出たときは子連れで外出しない、不急不要の外出は避けることがベターです。

ですが、あらゆる理由でどうしても外出をしなければいけなかったり、大地震や津波のように予測できない突発性災害の場合は、そういうわけにはいきません。

 

もしも長時間、子どもと一緒に車内で滞在することになったら…

 

・空腹

・のどの渇き

・トイレ

・暑さ、寒さ

・体調不良、けが

・情報不足

・子どものぐずり

 

大人だけだったらなんとかなることも、子連れの場合を考えて備えておきたいものです。

 

食べ物・飲み物

例えば食べ物は、夏場は耐温度域の高い食料(内リンク)以外のものを車に積みっぱなしにするのは怖いですが、夏以外の季節は子どもも食べやすい「ひだまりパン」(パウチタイプの長期保存可能なパン)や長期保存可能な缶詰入りお菓子(せんべいやビスコなど)を積んでおいてもよさそうですね。

 

おもちゃ

またスマホの充電残量は大切なので、ぐずられても動画などを見せるのは躊躇します。おりがみやシールブックなど、充電を使わないアナログおもちゃや本があると良いですね。

 

トイレ

便器のふたがない携帯トイレを車内でするのは、小さな子どもにはなかなか難しそうです。オムツが外れていた場合も、低年齢であればオムツも備えておいたほうがよさそうです。

 

 

 

 

車に防災グッズを載せる際に注意すること

①温度に注意

・非常食・保存水

ご存じのとおり、特に夏場は車内の温度が非常に高温になり、常温保存が推奨されている非常食や保存水を車載すると、高温の環境に耐えられず、品質が劣化したり安全性が確保されません。耐温度域の高い非常食や水をすぐに用意できない場合は、まずは夏の時期以外に長期保存水や非常食を積むことから始めてみては。

 

・乾電池

電池は、直射日光の強い所や炎天下の車内などの高温の場所に長時間放置すると、発熱や液漏れして大変危険です。破裂や発火する恐れがあるので、電池は社内に置いたままにしないようにしましょう。

 

・モバイルバッテリー

モバイルバッテリーも電池と同様です。毎日持ち運びするカバンの中が安心です。

 

・懐中電灯

懐中電灯を車に積みっぱなしにするのはNGな理由が2点あります。

まずは、正当な理由なく、携帯していれば軽犯罪法第一条が適用されて逮捕されてしまう場合もある、という点です。ここでいう正当な理由とは、キャンプに行く際にナイフを持っていく、仕事で工具を使う等ということです。これ以外で持っていると取り締まり対象になる可能性があります。

ふたつめは、季節的に高温の車内に置きっぱなしにすると、機械の劣化の原因になるからです。

車用の防災グッズとして使うためには、置きっぱなしにはせず、カバンのなかに小型ライトを入れて使うことをおすすめします。

 

 

 

真夏の停電対策
真夏の停電や災害時に!暑さ対策と備えておきたい防災グッズ14選

続きを見る

真夏の停電や災害時に!暑さ対策と備えておきたい防災グッズ14選

 

 

 

②車載用防災グッズを入れるのは箱?リュック?

車載用防災グッズはトランク等に積んでおくことができるため、多少重くなっても大丈夫ですね。

この時に気になるのが、「何にいれるか」。

 

おすすめなのが

・プラスチック製のふたつきボックス

・防水または撥水性のリュック

 

車内で長時間滞在したままになるのであれば、ボックスで大丈夫ですが、万が一荷物を持ってその場から歩いて移動するとなったら、個人的にはリュックがおすすめです

 

りんご
わが家の車載防災グッズはプラスチックボックスに入れていましたが、万が一持ち出して避難することも想定して、リュックにチェンジしました

 

 

 

まとめ

地震や台風・大雨・洪水など、非常時・被災時の安全確保のためにも、できるだけ日頃から備えておきたいもの。特に小さなお子さんがいる場合は、車載用の防災グッズを準備しておきたいですね。

 

(りんごママ)

 

  • この記事を書いた人

りんごママ

8歳1歳ママの防災&子育てママ 🍎家庭でできる防災アイディアをママ目線で発信 🍎防災備蓄収納2級プランナー認定 🍎地域防災リーダー登録 🍎子育&防災ブログはじめました 🍎ズボラ母ちゃん年の差育児 🍎ほかにも生活・節約・趣味・ダイエット・推し活のことも

-防災
-, , , , , , , , ,