生後間もない赤ちゃんがいるママにとって、子どもの向き癖で悩んでいる人も多いはずです。
生まれて間もない赤ちゃんの頭は柔らかく、一度頭のかたちがゆがんでしまうと、ますます同じ方向をみることが多くなり、形を自然に治すのは難しいと言われています。また、ゆがみの程度が強いと、将来的な発達の過程で、さまざまな影響を及ぼす可能性があると言われています。
頭の形のゆがみが心配な場合は、自然に治るかもしれないと自己判断して放っておかず、早めに近くの小児科をはじめ、地元の保健師・助産師相談の窓口に相談することをおすすめします。また、頭の変形のためのヘルメットや、その専門医について書かれているサイトもあります。(参考:日本生まれの矯正ヘルメット「アイメット」)
ここでは、小児科や専門医に診てもらう以前の段階で、結果的にわが子の向き癖が改善した方法をご紹介します。
この記事でわかること
・自宅で向き癖を直す方法
・向き癖改善に実際に使った子育てグッズを紹介
目次
向き癖を直すための方法①ドーナツ枕
赤ちゃんの向き癖対策として、ベビー用品店やインターネット通販などでよく見かけるのがドーナツ枕です。柔らかくて中央がへこんでいる枕に頭を置くことで、頭部の一点に圧力がかかるのを防ぐものです。
数あるドーナツ枕のなかで、おすすめしたいのが、この「エメラルダのドーナツ枕」です。付属でインサート(小さなクッション片)がついていて、いつも癖になって向いている側に入れて、自然と赤ちゃんが「真上または癖になっている逆」を向くように高さと角度を調節することができます。
ただし、赤ちゃんの成長に伴い動きが大きくなるにつれ、寝てる間に枕が自然に外れてしまうことも多くなります。また、枕などのやわらかいものを赤ちゃんのそばに置くことは窒息の危険性があると言われているため、注意が必要です。そのため、大人が気が付きにくい夜間の就寝時は、安全のためにドーナツ枕ごと外していました。
洗い替えできるように、カバーも2枚購入!いつもヨダレで汚れるので・・・カラーや柄の種類もたくさんあります。
向き癖を直すための方法②ママの布団の配置を変える
就寝時、いつもわたし(ママ)の方を向いて寝るクセ(=向き癖の方向)があった息子。
「もしかしてママの布団の位置を変えたら、そっちを向くかも?」と推測し、向き癖とは反対の方向にわたしの布団を置いてみることに。結果、つられるように向き癖と逆を向いて寝るようになりました。
また、抱っこの仕方を工夫することも、同じように向き癖の改善に役立ちます。抱っこした際に赤ちゃんがよく見る方向を確認し、逆を向きやすくなるように縦抱きや横抱きと色々な抱っこの仕方をしてみましょう。特に、横抱きの際にはついつい大人の利き腕に合わせた方向になりがちです。なるべく左右交互に抱っこしてあげることで、向き癖の改善につながります。
向き癖を直すための方法③左右に動くベビーメリーを導入
向き癖のことを地元の保健師さんに相談すると、おもちゃなどで左右を見るのを促す方法を教えてもらいました。
そのひとつの例で教えてもらったのが、このベビーメリー「うちの赤ちゃん世界一」
このくまさんが左右に動き、つられて赤ちゃんが目で追うように左右を向くのを促してくれます。
昼間に起きている間も、いつも同じ方向を見ていた息子ですが、これを導入してから、自分の力で左右をむくようになりました。
メロディーも3モード・20種類のメロディ&音声がついていて、ちょっとしたリビング家事の合間にも使えます。また、ねんね期~おすわり期~立っち期まで長く使えるのもうれしい点です。わが家では、ねんね期が終わった後も、うつぶせの練習しながら、お人形部分をつかもうとしたり、おすわりしながら遊びに夢中になっています。もともとは向き癖改善の目的で買ったメリーでしたが、結果的に長期間お気に入りのおもちゃになり、コスパ良しの買い物となりました。
※オススメは、上部にくまさんがついている種類のメリーです!同じシリーズ・商品名で別のおもちゃもあるので注意!
向き癖がずっと治らなかった息子が改善&頭の形がキレイに
生後2ヶ月ごろから、わが家も息子の偏った向き癖による頭の変形に悩みました。いつも同じ方向ばかりみて、次第に頭の形が左右均等ではなくなっていきました。調べれば調べるほど不安になっていく日々。もっと早く対応してあげれば・・・と後悔の気持ちが増すばかりでした。
ネットで調べるほか、自治体主催の母親教室で助産師さんや保健師さんに相談したり、あれこれ試してみました。
その結果、上記の3つの方法が効果があったと感じています。この方法で、息子の向き癖と頭の変形はだいぶ改善されました!そして、寝返りをするようになってからは、仰向けで寝てゴロゴロしている時間がぐっと少なくなり、すっかり頭の形はきれいになっていきました。
※ここでご紹介する方法はあくまでもわが家における例のため、詳しくは医療機関や専門家におたずね下さい
頭の形のゆがみが心配な場合は
頭の形のゆがみが心配な場合は、自然に治るかもしれないと自己判断して放っておかず、早めに近くの小児科に相談することを最優先におすすめします。また、地元の保健師・助産師相談の窓口に相談することもできます。助産院等ではベビーケアをして相談にのってくれるところもあるそうです。さらに必要な場合は、ヘルメット治療などの専門医に診てもらうとよいでしょう。
とにかく、夫婦2人で悩まずに誰かに相談することをおすすめします。
子どもの将来や健康を考えると不安になるのは、パパママみんな一緒ですよね。
少しでも赤ちゃんの頭の形がよくなっていきますように。
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(りんごママ)