

近年発生する自然災害を受け、『家族を守るための備え』の必要性を感じる一方で、
「防災 = 特別な出費が必要」というイメージを持つ方も少なくありません。
物価高騰に伴い生活費を切り詰める人が多い中で、防災に費用をかけることに少しためらう人も多いでしょう。
今回は、子育て世代のママ・パパに向けて、 “防災と節約”を両立させるためのコツ をご紹介します。
この記事でわかること
・防災=特別な準備でお金がかかる、という思い込み
・「節約しながら備える」ことも可能な理由
・家族を守りつつ、家計にもやさしい“賢い防災”のコツ
目次
①節約になる!防災備蓄の選び方&考え方
防災コーナーでそれ専用のものを買うイメージが強いですが、
「防災専用」でなければいけないという思い込みを捨てることが、
節約×防災の第一歩です。
具体的には
・「普段から使っているものが、防災になる」視点を持つ
・「防災グッズだけど日常使いもできる」兼用グッズを選ぶ
【防災=「防災専用」の高価格なもの買う】という思い込みを捨て、以下に普段から使えるかを考えることでコストパフォーマンスが高まります。
(1)日常×防災=“ローリングストック”で無駄なく節約
「防災のための備蓄」と聞くと、非常食や長期保存水を“特別に買って置いておくもの”と思いがちですが、実はもっと気軽に始められる方法があります。
それが、“ローリングストック” という考え方です。

(参照:(株)ライフドリンク カンパニー)
ローリングストックとは、
「普段から少し多めに買って、使った分を買い足しながら常に一定量を備えておく方法」 のこと。
例えば、レトルト食品・缶詰・お米・ペットボトルの水など、普段の食卓にも使えるものを少し多めにストックしておき、使ったらその分を補充する――これだけでOKです。
この方法なら、
- 食品ロスを防げる
- 賞味期限切れを減らせる
- 値段が高い防災専用の商品をたくさん買わずに済む
- 特売やまとめ買いを活用できて節約になる
というメリットがあります。
また、「非常食を食べ慣れていない子どもが嫌がる」という心配も減ります。
日常の食事で少しずつ取り入れておけば、災害時にも“いつもの味”で安心できます。
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(2)節約になる!“兼用できる防災グッズ”の選び方
防災グッズというと、「災害のときだけ使う特別なもの」と思いがちですが、
食料備蓄以外の日常生活でも使えるアイテムを選ぶことが、節約防災のコツです。
普段使いできるものを備えておけば、出番が増えるぶん“ムダな買い置き”を減らせて、結果的に家計にもやさしくなります。
例えば:
- LEDライトやモバイルバッテリー
→ 夜中の授乳や停電時、キャンプや旅行など、日常でも大活躍。
常に使っておくことで「いざというときに電池切れだった…」
という心配も防げます。 - カセットコンロとガスボンベ
→ 非常時の調理用としてだけでなく、日常的に鍋料理やキャンプ、
ベランダBBQなどアウトドアでの“ちょっと特別な時間”にも使えます。
カセットボンベも普段から数本ストックしておくと安心です。 - 薄手のブランケット
→ 冬の節電対策やお昼寝時、車中泊などにも便利。
コンパクトに畳めるタイプなら、防災リュックや車にも
入れておけます。
このように、「防災用品」と「日常用品」を分けて考えるのではなく、
“普段も使えて、災害時にも役立つもの”を選ぶのがポイント。
使わずに眠らせておくよりも、日々の生活で活用しながら備えておくことで、モノの価値を最大限に生かせます。
また、普段から使っておけば使用感や使い方にも慣れているため、災害時にも慌てずに対応できます。
“防災”を特別な準備にせず、“毎日の延長”として取り入れることが、
節約にも安心にもつながる賢い備え方です。
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②家計と防災の両方を“堅く守る”新しい節約スタイル
(1)家族分の“水”の備え、意外とコストがかかる
災害時、水は生命線。特に子どもや赤ちゃんがいる家庭では「飲料用+調理用+衛生用」で必要量が増えがちです。そのため、備蓄水にかけるコストが気になることも。
(株)ライフドリンクカンパニーのアンケート調査によると、
「飲料水や食品の備蓄を実践する上での課題は何ですか?」の質問に対して、家計のやりくり・コスト面を心配する声が上位にあがることがわかります。

(参照:(株)ライフドリンク カンパニー)
(2)“賢くまとめ買い”すれば節約可能
▼「堅守買い」の3つの仕組み
1.経済的堅守:まとめ買いで家計を守る
・物価高のなか、まとめ買いによる単価低減で節約効果を最大化。
・買い物回数も減るため、時間や交通費(ガソリン代)の節約にもつながる。
2.生活的堅守:ローリングストックで暮らしを守る
・消費と補充を繰り返すことで、“常に一定量のストックがある状態”を維持。
・日常生活の中で自然に防災対策ができるため無駄が出にくく、家族全員で習慣化できる
3.心理的堅守:備えによる安心を守る

(参照:(株)ライフドリンク カンパニー)
物価高騰により家計が苦しいと感じる人が増える昨今ですが、その中でも「家計と防災の両方を“堅く守る”新しい節約スタイルがある」と株式会社ライフドリンク カンパニー 浅井 祥平氏は提唱しています。
(3)まとめ買い・コスパ良し・安全国産の水を
子育て世代で気になるのは、コスパもそうですが「安全性」も重要視したいものです。
国産の安全な水で、かつ赤ちゃんのミルクにも使える純水を選びましょう。
水 ミネラルウォーター 彩水-あやみず- やさしい軟水 500ml 48本
- 製造より24ヶ月(キャップに記載)
- すっきりと飲みやすい、やわらかな口あたりの軟水
- 500mlボトルという持ち運びしやすいサイズ
- ケース単位でまとめ買いできるため、ストックしやすい。防災グッズを買いっぱなしにせず、普段から使って回す
- 食品ロスを減らせる&賞味期限切れを防げる
- まとめ買いで単価を下げられる
- 防災専用のグッズを買いそろえることだけが防災ではない。
- 普段使いの食料・飲料をローリングストックすることも防災
「備蓄用にと買ってそのまま眠る」ではなく「ローリングストックとして活用できて、かつ非常時も安心」の考えを持つと、節約&防災の両立のハードルがぐっと下がります。


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③家計にもやさしい!“使って備える”ローリングストックのコツ
ここでは、ローリングストックを行う際のポイントをご紹介します。

(1)栄養バランスもほどよく意識する
ローリングストックで備蓄品をそろえる際は、災害時に体調を崩さないよう、栄養バランスにも気を配ることが大切です。
とはいえ、日常生活を送りながらそこまで完璧に考えるのは正直むずかしいもの。
そのため、「偏りすぎない程度」に意識するくらいで十分です。
〈例〉
- たんぱく質:サバやイワシなど魚の缶詰、焼き鳥・コンビーフなど肉類の缶詰
- ビタミン:野菜ジュース、ドライフルーツ、フルーツ缶、野菜スープなど
白米・うどん・パスタ・パンなど主食ばかりに偏らないよう、少しだけ栄養のバランスを意識してみましょう。
(2)常温保存・長期保存できるものを選ぶ
ローリングストックに適しているのは、常温で保存できるものや、賞味期限が長い食品・乾物です。
常温保存ができる商品であれば、冷蔵庫を使わずに保管でき、自宅の空いたスペースに置いておくことができます。
また、停電で冷蔵庫が使えなくなっても、慌てて消費する必要がありません。
賞味期限が半年〜1年以上ある食品や、切り干し大根・ひじき・マカロニ・干しシイタケなどの乾物もおすすめです。
カセットコンロがあれば、災害時でも温かい食事を作ることができます。
(3)使い勝手や家族の好みを大切に選ぶ
備蓄品として普段使ったことのない食品や、使いにくいものを選ぶと、いざというときにうまく活用できなかったり、準備に手間取ったりすることがあります。
そのため、水やお湯を加えるだけで食べられるフリーズドライ食品や、調理不要の缶詰など、簡単に使えるものを中心に選ぶのがおすすめです。
また、災害時とはいえ、嫌いなもの・苦手なものでは食欲がわきません。
非常時こそ「少しでもおいしく・安心して食べられる」ことが大切です。
家族の好みに合った食品を選び、**“食べ慣れた味を備える”**ことを意識しましょう。
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(4)古いものから使うことを意識する
ローリングストックでは、無計画に食べてしまうと古いものが棚の奥に残り、賞味期限切れになることがあります。
廃棄を防ぐためにも、古いものから順に使うことを心がけましょう。
(5)使った分は必ず補充する
備蓄品を日常で使ったあとは、できるだけ早く補充するようにしましょう。
期間をあけてしまうと、気づかないうちにストックが減ってしまい、災害時に必要な量が足りなくなるおそれがあります。
「何を使ったか」をメモしておき、買い物の際に忘れず補充する習慣をつけると安心です。

(6)賞味期限が近いものは手前に収納する
賞味期限が近いものは、収納棚の手前に置くのがポイントです。
新しく購入したものを奥に、古いものを手前にすることで、自然と期限の近い順に消費できます。
また、賞味期限が分かりにくい商品は、付箋などに期限を書いて貼っておくと管理がしやすくなります。
ちょっとした工夫で、賞味期限切れのリスクをぐっと減らすことができます。
ローリングストックのコツは、無理せず・自然に・楽しく続けること。
「日常の延長で備える」ことを意識すれば、ムダを減らしながら安心も増やせます。
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④まとめ:「備え=浪費」ではなく「賢い節約投資」
防災=“お金がかかるもの”というイメージを持っている方も多いかもしれませんが、
少し視点を変えれば、 「備えることで無駄な出費を防ぎ、安心と節約を両立させる」投資 に変わります。
特に子育て世代では、家計のやりくりも重要。
だからこそ「日常使いできるもの」「長期保存できるもの」「まとめ買いできるもの」を選び、
備えを習慣化することが鍵となるのです。
(りんごママ)
