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【レビュー】ママ×防災本『子連れ防災BOOK 1223人の被災ママパパと作りました』

りんごママ

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ブックレビュー『子連れ防災BOOK 1223人の被災ママパパと作りました』

全災害対応! 子連れ防災BOOK 1223人の被災ママパパと作りました [ ママプラグ ]
NPO法人ママプラグ

 

「幼い子どもがいる家庭に、本当に必要な防災とはなにか?」をわかりやすく解説した1冊。

阪神淡路大震災、東日本大震災、熊本地震、西日本豪雨などで実際に被災体験をされたママパパの声をベースにした子連れ防災ブックです。

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防災バッグは「家族に合わせたオーダーメイド防災」の視点

 

「赤ちゃん連れは、ママバッグの延長で備える」
「子連れは、旅行バッグの延長で備える」
一般的な防災バッグ、または親子向け防災バッグではなく、
本書では「自分の家族の健康や年齢、性格にあわせたオーダーメイド防災」の大切さを説明しています。

家族構成、子どもの年齢、高齢者、妊婦、都心・田舎・海沿い・山間部などの居住地域の特徴、一戸建てかマンションか・・・

これだけでも、その家族で必要な備えが大きく異なります。

完璧な防災を目指すのではなく、オーダーメイドの子連れ防災を楽しみながら、
家族と防災について話し準備することの大切さを伝えています。

 

意外と見落としがち!あると便利なオススメ品

キッチンばさみとピーラー

備蓄にキッチンばさみとピーラーを追加しようと思いました!
断水時にまな板と包丁をつかうよりも節水できる

ちなみに・・・

はさみで思い出したのが、避難所に行く際の「第1次持ち出しリュック」に「はさみ」があると良いと、以前防災ママワークショップで聞きました。

袋を切る、紙を切る、布を切る、紙コップやペットボトルを切る・・・
はさみが一本あると助かる場面がたくさんありそうです。(刃物の管理はお気を付けて)

 

大判ハンカチやふろしき

用途は無限大!

・赤ちゃんのおくるみ
・オムツ替えの際に床に敷く
・授乳の目隠し
・包帯や三角巾
・頭や口に巻いて守る
・簡易抱っこひも
・ものを包んで運ぶときの袋がわりになる

 

バッテリーは「電池式」が便利

スマホのバッテリーは、充電式やソーラー充電式が多いですが、乾電池を入れ替えてつかえる「電池式」も揃えようと思いました。

本書の体験談に、「乾電池50本と電池式バッテリーを用意したおかげで、スマホの充電に困ることなく安心して過ごせた」とあり、なるほどそうすれば安心だと納得!

 

自宅、車、友人宅、親戚の家・・・避難所ではない避難場所をいくつか持つ

 

小さな子どもを連れた避難所生活は、子どもの泣き声などで周囲に配慮をすることが多いものです。

自治体が指定する避難所の他に、自分たちの家族にあった防災拠点を持っておく必要があります。

まずは自宅。自分が住む地域ではどんな災害が多いか、過去の歴史やハザードマップで確認し、いざというときは在宅避難も可能かどうか。

他には、車・親戚の家・友人宅など。

特に車は、必要な備蓄をしておけば避難場所にもなります。ただし、エコノミー症候群など体調管理には気をつけたいですね。

 

実際に過去にりんご家が避難所で過ごした際、避難所運営をする自治体の職員さんも慣れていないので、初めは大きなフロアに高齢者・子連れ・妊婦・男女全員同じ場所で過ごしていました。その後、高齢者の方々は畳がある和室に案内されました。

 

そんなとき、0歳と3歳くらいのお子さんをつれたママが家に戻る支度をしていました。声をかけてみると、「子どもが泣いたり大声をだしたりするので、ここにいるのは難しいなと思って・・・」と。

わたしも当時子どもが3歳だったので、どうにかならないかと思い、そのママと一緒に市の女性の職員の方へ、「子連れの家族用に、部屋をひとつ開けていただけないか」と相談しました。

その後、赤ちゃんから小さなお子さんを連れた家族向けに部屋を用意してくれ、先ほどのママはそこで安心して授乳もできるように。

 

小さな子連れ家族にとって、避難所に行くのはなかなか勇気がいるものです。
もしものときに、指定の避難所の他にも、在宅避難やほかの知り合い宅への避難も検討にいれ、日頃からその意思疎通をしておきましょう。

 

女性ならではの防災

避難所で生理になった、トイレを我慢して膀胱炎になった、デリケートゾーンがかぶれてしまった、避難所で下着の着替えがない、授乳のときの人目、トイレにいく時の危険、匂いやスキンケア・・・

「緊急時だから我慢する」ばかりではなく、「自分にとって外せない」と思うものは多めに準備したいものです。

 

・生理用ナプキンやショーツ
・携帯用ビデ
・ポーチやトートバッグ(衣類やナプキンの持ち歩き用)
・カップ付きインナー

などなど・・・

また、災害時は犯罪も増加します。女性やこどもを、犯罪や暴力などの危険から身を守るために、部屋を分けてもらう、必ずだれかと一緒に行動するなどの対策をとるようにしましょう。

 

家族と一緒に読みたい

家族と一緒に「わが家の防災」を考えるための、良いきっかけとなる1冊です。
ぜひパパにも読んで欲しいです!

 

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(りんごママ)

  • この記事を書いた人

りんごママ

8歳1歳ママの防災&子育てママ 🍎家庭でできる防災アイディアをママ目線で発信 🍎防災備蓄収納2級プランナー認定 🍎地域防災リーダー登録 🍎子育&防災ブログはじめました 🍎ズボラ母ちゃん年の差育児 🍎ほかにも生活・節約・趣味・ダイエット・推し活のことも

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