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わが家の防災シリーズ「子どもが非常食を食べなかった」

りんごママ

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避難所で非常食を食べなかった

いつどのように発生するかわからない自然災害。いざというときのために防災リュックを準備している家庭も多いかと思います。

賞味期限が長い保存できる食糧を数種類ストックしている人も多いはず。
わが家も、
①避難所へ行ったときを想定したパターンと、
②在宅避難して電気が使えない場合のパターン
で備品を用意していました。

アルファ化米、缶詰パン、缶詰の魚類、缶詰のビスケット、レトルトカレー・・・

しかし、実際に避難所へ避難した際、当時3歳だった娘は、非常食といわれるものは食べてくれませんでした。

 

初めての経験、初めての場所

2019年10月の台風19号。日本全国に甚大な被害を及ぼしました。

わたしの住む地域も、大雨により避難情報警戒レベル5が出され、昼間の明るいうちに早めに夫と娘と3人で避難所へ向かいました。日頃から準備していた持ち出しリュックに加え、急いで握ったおにぎりも入れて避難。

しかし、夕方になり避難所でいざ食事をとろうとしても、当時3歳だった娘はいわゆる防災食は食べようとしませんでした。なんとか、冷えたおにぎりをほんの少し食べたかな。

 

怖い気持ちもあるし、たくさん人がいていつもと違う雰囲気。そこに食べたこともないご飯を出されても、小さい子にはなかなか難しいものがあると実感しました。怖かったよねきっと。

幸い、翌日には警報が解除されて自宅に戻ることができました。停電は若干つづきましたが、次第に日常生活を取り戻しました。

 

もしも自宅も被災し、避難所に長期間住むことになったら?
お腹が減ったら食べるのかもしれませんが、備える防災食の見直しと、それに普段から慣れておくことが大切だと痛感しました。

 

 

子どもが食べる非常食の備蓄を

反省を踏まえてわが家の備蓄食料コーナーには、「それなりに日持ちする、いつも食べ慣れているもの」も追加しました。

そして日頃の食事で時々出して、食べ慣れておく!

例えば、

・レトルトのカレーは防災用じゃなく、子どもも好きなやつ
・アルファ化米やレトルト白米用に、「いつものふりかけ」
・レトルトやアルファ化米パウチを温めて食べられる、ヒートパックを備品に追加
・いつも食べてるコーンクリームスープ
・慣れている味噌汁に近いフリーズドライの味噌汁
・食べやすいと口コミ評判の長期保存パン
・甘いものもあると心も和むから、フルーツ缶詰や小パックの野菜ジュース(便秘対策にも)
・お菓子類も追加


他にも、

・日頃から1週間分の食材をまとめて買っておく(生鮮食品)
・日常使いのパントリー(乾物系、缶詰、調味料、レトルト、乾麺、ラーメンなど)は常にストックを切らさずにローリングストック

 

 

 

もしも災害が起こって在宅避難することになったら、以下の順番で食べようと考えています。

①冷蔵庫の中の生鮮食品
②冷凍庫のもの
③日持ちする日常使いの常温食料品(乾物系、缶詰、調味料、レトルト、乾麺、ラーメンなど)
④防災用に備蓄しておいた防災食

万が一避難所へいくとなったら、リュックに入れていくのは④。

 

また、在宅避難で電気がストップした場合に調理できるよう、
・カセットコンロ
・ガスボンベ
・キャンプ用のガスコンロ
・太陽光パネル
・蓄電池
・太陽光パネル(ミニ)

などを備えています。

まずは備えることが何より大事です。
その次のSTEPとして

「実際に使えるか、使う練習をしたか」
「食べやすいものか、食べたことがあるか」

も考えて備えることが大切ですね。

(りんご)

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りんごママ

8歳1歳ママの防災&子育てママ 🍎家庭でできる防災アイディアをママ目線で発信 🍎防災備蓄収納2級プランナー認定 🍎地域防災リーダー登録 🍎子育&防災ブログはじめました 🍎ズボラ母ちゃん年の差育児 🍎ほかにも生活・節約・趣味・ダイエット・推し活のことも

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